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「2話」
(第1部)[1/1]

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白亜の戦艦、アーガマ。
エゥーゴの旗艦として建造されたそれは、ホワイトベース?の異名も持つ。
言ってしまえば、曰く付きなのである。
反地球連邦政府運動の中心人物であるブレックス・フォーラ。
アナハイム・エレクトロニクス会長メラニー・ヒュー・カーバイン。
ある意味、地球圏屈指の鼻摘み者といえる彼らが、一年戦争の英雄艦を再現しようというのだ。
反ティターンズという現在の活動目的も含め、地球圏を巻き込む大戦争が起こるまでは既に秒読み段階であった。





「――で、わざわざ連れて帰ってきたのか?」
「仕方がないだろう、キャプテン。彼女をあそこに放り出してきたところで、何になると言うのだ」

アーガマの艦橋。
任務から戻ったクワトロからの報告に、渋い顔をするのはアーガマの艦長であるヘンケン・ベッケナー。
クワトロの持ち帰った研究施設の資料に目を通す彼は表情を顰めた。
彼らの話題に上がっているのは、クワトロが連れて帰って来た少女、ナナの事だ。

「詳細不明の研究被験者。出自も身元も解らん上に、原因不明の白皮症ときている。専門の施設に預けるのが筋だと思うが」
「連邦政府の息の掛かった施設にか?幾つか検査を受けさせられた後に、オーガスタかムラサメ辺りに送られて記録上では死亡、というのがオチだろうな」
「そういう事を言ってるんじゃあない。話を逸らすな、クワトロ大尉」

飄々とした態度のクワトロに、ヘンケンは次第に苛立ちを隠せなくなる。
年齢にして10歳前後にしか見えない外見の少女。
これから戦闘行動を行うアーガマに、そんな子供を乗せること事態に、ヘンケンは嫌悪感を感じていた。
その少女ついて一つだけ解るのは、彼女が希有な素質を持ったニュータイプだと言う事だ。

「まさかとは思いたいが、大尉が持ち帰ったジム……あれに彼女を乗せようだなんて考えてはいないだろうな?」
「勿論だ。私とて年端もいかぬ娘が、その手を血で汚すような真似をさせたくはない」

ただ――とクワトロは続けた。
ニヤリと、口元に笑みを浮かべるクワトロ。そぉら来たと、ヘンケンは内心毒づいた。
クワトロが悪人とは思わないが、この男がこういった皮肉な態度を取る時は、大抵ロクでもない事を言う時だとヘンケンは知っていた。

「先の戦闘で、リックディアスを一機失った。次の戦闘までに補給のアテが無い以上、どこかで代わりを用意する必要はあるだろう」
「その戦闘のログは見させて貰った。その上で言おう、冗談ではないとな」

ヘンケンも、ナナが実戦で十分通用するレベルの兵士である事は理解している。だが、だからこその危険性もある。
エゥーゴは今でこそブレックス准将によって一つに纏められているが、元々はスペースノイドが自治権を獲得するために集まり、自然発生した組織なのだ。
勝つ為ならば何を利用しても良い。などという無法の集団と化してしまえば、本来味方であるはずのスペースノイドですらエゥーゴを悪と見なすだろう。
第一、当の本人の意思を無視して戦場に出す算段を立てている時点で有り得ない事だ。
彼女は、民間人なのだから。

ヘンケンは、先程からクワトロの後ろでに、静かに佇む少女を見た。
感情の起伏の見られない表情から、まるで人形のようだ、と思った。
ナナが、口を開いた。

「……いいよ」
「なんだと?」
「――ほう」

始めて発した少女らしい幼い声。
それにヘンケンは盛大に顔を歪めた。








「それは、私たちエゥーゴの為に戦ってくれると言っているのか?ナナ」
「うん」

始めからその積もりで連れて来ただろうクワトロ大尉は、これでもかと言う程のドヤ顔を決める。
引っ叩くぞこのロリコンめ。
…だがまぁ、仕方ないと言えばそうなのだ。時は戦乱の時代。そう、戦争なのだ。
ブレックス准将とかこのヘンケン艦長みたいなお人よし集団のエゥーゴなら、もしかしたら平和に過ごせるかなーと思ったが、んな訳なかった。
これから起こるグリプス戦役。
地球にいようが宇宙にいようが安全な処など一つもない、おまけに後の方になってくればアクシズが参戦して泥沼だ。
地上へのコロニー落しやら、コロニー支配やらに巻き込まれるぐらいなら、まだアーガマに乗ってた方がマシである。
幸いな事に、今世での俺にはこの最高のニュータイプだかなんだかのチートボディがある。
子供である事を理由に後方支援とかに徹すれば、なんとか……なるかしら?(汗

「おい、大尉!」
「事態は急を要する。ティターンズのニューガンダムが現にグリーン・ノアにある今、足踏みをしている暇などないさ」

強面の艦長であるヘンケンさん。
予想以上にマトモである。ヤクザ顔とか思って御免よ…

「ふん、ホワイトベース?に新型のガンダム。ついでにアムロ・レイの代わりもでっち上げようってか?」
「それも悪くはあるまい?ナナにはその素質がある」

ねぇよッ!ふざけんな、あんな時代も世界も超越した歴代ガンダム最強パイロットと一緒にするなよ!?
そんなホラばっか吹いてるから、最終的に隕石にめり込まされたまま蒸発するハメになるんだよ!!
……なんて言えたらどれだけスッキリするのか。
思う様に喋れないこの身体が憎い。いや、言えても言わないけどね!

「シャアが言うと、説得力があるね」

精一杯の皮肉である…というか、例の如く考えてたたら何時の間にか声に出ていた。

「シャア?」
「――ニックネームさ。赤い機体に乗っているからな」

訝しげな顔をするヘンケン艦長に、クワトロ大尉が言い訳じみた事を言う。
ネタバレもはなただしいが、気付く人は気付いてると思うんだがなぁ。
まぁ、それは言わぬが花か。





ナナをレコアに預け、クワトロは改めてヘンケンと向き合う。
クワトロを見るヘンケンの目は厳しい。しかしそれも当然である。いくら才能があるといってもまだ子供。
そんなナナを戦争に巻き込もうとなどと、人情家であるヘンケンが快く思う筈がない。

「納得がいかないか?キャプテン」
「当たり前だ、あんな子供を。正気の沙汰ではない!」
「だが、彼女にはエゥーゴに加わるしか生きる道はない」

研究所の一つが襲撃を受けた事は既にティターンズは察知しているだろう。
その研究の成功例であるナナが、今後平和に暮らせる場所などない。
良くてジャブローに軟禁。最悪どこかの研究施設で生きたまま標本にされるぐらいの物だ。
ヘンケンもそれは解ってはいるのだ。だからこうして反対しながらも、ナナのエゥーゴへの参加そのものは拒否出来ないでいる。
そしてそれを建前に、クワトロがナナを本物のニュータイプに仕立て上げようとしている事も。

「俺はあんたが何処の誰で、昔何をやってたかなんてどうでもいい」
「………」
「だが、あんな少女を戦場に放りこんで何かあってみろ。俺はこの船の艦長として、一人の人間として、アンタを許さん」
「…何れにせよ、次の作戦が終わればブレックス准将も一度アーガマに戻る。最終的な決定はその時でもいいだろう」

人の情ゆえに憤るヘンケンから逃れるようにクワトロは言い放った。
戦争で家族を失ったブレックスは渋りこそするだろうが、彼は激情家である反面、極度のリアリストだ。
ニュータイプが戦場においてこそ、その真価を発揮する事を理解すれば恐らく反対はしないだろう。
そう高を括っての発言であった。

(人類の革新。朽ちた夢かとも思ったが、ジオン・ズム・ダイクン代わる新たな指導者が現れれば、或いは…
ララァ。私はつくづく救いのない人間だな……)











サイド7・1バンチコロニー、通称『グリーンノア1』。
現在ティターンズの軍施設が置かれているこのコロニーは、民生用でありながら過去に一度壊滅的な被害を受けている。
一年戦争中期、当時ジオン公国軍中将ドズル・ザビの配下であったシャア・アズナブルが率いる部隊によって攻撃を受けたのだ。
だがそれも仕方のない事だろう。
なにせ、このコロニーこそが後の戦争の命運を変える事となった連邦軍の一大作戦である『V作戦』が進められていた場所なのだから。
その後ティターンズの軍事拠点の一つとして修復されるなど、何かと連邦軍とは縁があるのだ、このコロニーは。

「……はぁ」

グリーンノアの市街地を歩くレコア・ロンドは深い溜息を付いた。
彼女の目の前には、街のあちこちを物珍しげに眺める白髪赤目の少女がいた。
着の身着のままアーガマに乗り込んだ彼女の身の回りの物を用立てるために街へと出たものの、彼女本人を連れてくる必要はあったのだろうかとレコアは頭を抱えた。

「ちょっとナナ、あまりチョロチョロしないで頂戴。唯でさえ貴女は目立つんだから」

まだ10歳かそこらであろう少女に大人しくしろと咎めるのは気が進まないが、そうも言っていられない。
何せ、ついこの間にエゥーゴの機動部隊によって強襲を受けたティターンズの研究施設からエゥーゴによって奪取された
存在なのだ。
レコア自身エゥーゴのメインスタッフの一員だということもあり、駐留しているティターンズに絡まれでもしたらと考えると気が気ではない。
それに加えて、だ。

「レコア少尉、あまり神経質になるものではない。普段通りでいいさ」
「大尉はもう少し気を使ってください」

眩しいまでのブロンドヘアーにサングラスという悪目立ちの権化の様な男が隣にいる。
この三人での買い物を計画したのも、何を隠そうこのクワトロだ。

「なにもティターンズの実働部隊が駐留している今に買い物なんてしないでもいいでしょう…」
「仕方がないだろう?例の作戦の後になれば、それこそ気軽なショッピングなど夢のまた夢だ」

だとしても自分を巻きこまないで欲しい。と思った所でレコアは、このサングラスの男と10歳の少女が連れ添って歩いているのを想像した。
どう考えても不審者である。クワトロ大尉が。
ティターンズどころか、普通の警官がまず黙っていないだろう。
一応この大尉もその辺りは理解しているのか、とレコアはクワトロに生暖かい視線を送った。

「…何か誤解があるようだから言っておくが、これは次の作戦の為の下調べも兼ねているのだからな」
「以前に、このコロニーに来たことがお有りにあるのではありませんでしたか?」

当然そんな話などない。
エゥーゴの中で、もはや暗黙の了解として噂される、彼の正体を聞いた上のカマ掛けだ。
そんなレコアの問いかけに、苦笑するようにクワトロは答えた。

「私はクワトロ・バジーナだよ、少尉。少し前までルナツーで燻っていただけの、しがない下士官でしかない」

自嘲するようなクワトロの物言いに、狡い男だ、とレコアは反発的に感じた。
つい睨めつけるような視線を送ってしまうレコアを意に介さず、クワトロは「それよりも」と呟く。

「ナナはどこに行った?」
「………え?」







アーガマから所変わってグリーンノア1。
スゲェ……まさかこのガンオタの聖地に足を踏み入れる日がこようとは……
何せこの場所こそが、一年戦争に続く最悪の戦役であるグリプス戦争開戦のきっかけとなった場所なのだから。
ついでに此処はガンダムシリーズ最高レベルのキチg……げふんげふん、ニュータイプであるカミーユ・ビダンが暮らす土地。
ガンダムといえば宇宙世紀な俺としては既にテンションMAX。
あちこちとキョロキョロしている様は、前世の見た目だったら一発で職質されること間違いなし。
いやぁ幼女でほんっと良かった!

「ちょっとナナ。余りチョロチョロしないで頂戴。唯でさえ貴方は目立つんだから」

サーセンwwwと内心で謝っておく。
俺の面倒を押し付けられたこの人はレコア・ロンド。
着の身着のままで戦艦に乗り込むハメになった俺の身の回りの物を揃える為にこうしてやって来た訳だが…

「レコア少尉、あまり神経質になるものではない。普段通りでいいさ」

何やら後ろの方で大尉がレコアさんとイチャイチャしてるが、今の俺には関係なし!
前に居た研究所で着てた、入院患者の服みたいな服ともオサラバ出来たし、気分は上々。
やたらフリフリとしてるのはアレだが……
ま、まぁコスプレみたいなモノだと思えばね?なんたって今の俺は幼女だし!
前世の見た目のままだったら、社会的にも精神的にも終わっていただろう。
幼女でなければ、即死だった…

そんな感じで調子に乗っていたのが、悪かったらしい。
ふと気がつくと、後ろに居たら筈の大尉とレコアさんが居ない。
横と前も見る、居ない。ついでに上も見てみる…居ないよね、うん。
つまりなんだ、これは―――
はぐれた(笑)
ってことなんだろう。




えええぇぇぇぇーーーー!!??
いや、ちょ、ええ!?
(笑)とか言ってる場合じゃねぇよ!
今の俺は、幼女の身ひとつ。この超情報社会で市民カードどころか戸籍すら持ってない不審人物。
迷子になりましたー、なんて行って警察的なとこに行った所で逆にヤバイ。
家への帰り道を教えて下さいなんて言って、ドッグベイへの道なんぞ聞いたら、妙な勘ぐりを受ける事間違いなし。
ていうか、実際ここティターンズの基地だし。俺も俺の保護者もエゥーゴだからね。
迷子になっている今の状況も相当アレだが、ティターンズ軍人とエンカウントしたら超ヤバイ。
レコアさんも言ってた気がするけど、今の俺って目立つし。さっきから道行く人の視線もビシビシ感じるよ!

この身体では、間違って軍人に尋問などされれば、逃げる事すら出来ないだろう。
そういえば…と思い、今の今まで意識から外れていた自分の片手を見る。
なんの気紛れか、大尉が買ってくれたアイスなんぞが握られてた。
ふっざけんな、あのロリコン!余計に親とはぐれた、いたいけな幼女を演出してどうすんだよ!?
喜んで食ってた俺も俺だけど!
どうせならアニメでアムロが持ってたビームガン的なあれでも貸してくれればいいものを…いや、あったところで意味ないけどさ。


滅茶苦茶テンパる俺。だがそれで周りへの配慮が疎かになっていたのか、人とぶつかってしまった。
ドンっと強い衝撃で後ろに転び、ぶつかった相手を見上げる形になる。
「あ、スンマセン」と謝ろうと思ったが、それよりも先に相手の特徴的な服装に目を奪われた。
全身濃紺のパリっとした軍服。いかにもエリート然としたその佇まいはティターンズそのものである。
や、やっちまった…!ヤバイと思った先にこれだ。
内心顔面蒼白な状態でつつーっと相手の顔に視線を移してみる。
も、もしかしたら怒ってないかもしれないしね?

見上げた先に居たのは、しかめっ面をした金髪の男。
妙に盛った特徴的なヘアースタイルは見覚えがある。いや、ちょ、この人って…

「――おい」

ジェ、ジェリド・メサだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??
しかも、持ってたアイスがズボンにべっとりついてるし。お、オワタ……








その日ジェリドは、軍の休暇を利用して街へと繰り出していた。
新型機体のガンダムMK-?のテストに追われ、忙殺されていた中で久々の休みだ。
同僚が休暇を取る中、率先して居残りを引き受けるエマ・シーン中尉には頭が下がるが、まあそれはそれである。
そんな訳で、相棒のカクリコンと共に、市街地を歩いていた時だった。
ドンっと軽い何かが足にぶつかったのを感じるのと同時に、冷たい感触が伝わってくる。
見ると、ティターンズの制服のズボンにべっとりとアイスが付いている。

「おい」

一体どこのクソガキだ。場合によっちゃあ拳骨の一つでもくれてやろうと、地べたに座り込む小さな人影を睨みつけた。

(―――っ)

そこで、ジェリドは思わず息を飲んだ。
白だ。真っ白い髪に、真っ白い肌。
雪のように触れれば溶けて消えてしまいそうな風貌の中で、二つの赤い瞳だけが確りとジェリドを捉えていた。
精巧な人形の様なその容姿に、幼女趣味など断じてないジェリドだが、思わず引き込まれる様に少女に見入ってしまった。
が、はっと正気に戻り舌打ちする。こんな子供に見とれている所など同僚に見られたら、それこそ明日から基地中の笑いものだ。

「ちっ、立てよ。何時まで座り込んでる気だ」

呆けた様にジェリドを見つめたままの少女の手を引いて起こしてやる。
感情の起伏の見られない少女の表情にイライラとしながら、らしくないと思いながらも服についた埃を払ってやる。

「次からはちゃんと前を見て歩け。ほら、これで新しいのを買え」

ポケットにあった小銭を無理やり少女に握らせ、追い払うように背中を押した。
全くもって、調子が狂う。
何度かこちらを振り返りながら去っていく少女の背中が人ごみに消えた頃、遅れてカクリコンがやってきた。

「なんだ、柄にもなく優しいじゃねえか。子供好きだったのか?」
「ハッ、なわけないだろ。ガキ相手にムキになっても仕方がないっての」

俺はお前があのガキ蹴り飛ばすんじゃないかとヒヤヒヤしたがね、とカクリコン。
相棒の事を何だと思ってるんだこの男は、とジェリドは思った。
だが、自分の普段の横柄な態度を思い出して、思わず顔をしかめた。
確かに、さっきのは余りに自分のキャラではなかった。
見ると、面白いものを見るようにニヤニヤと生暖かい視線をカクリコンが送ってくる。

「くそっ、気分悪ィ…!おい、さっさと来ないと置いてくぞ」
「おいおい、怒るなよ」

イライラと歩調を早めながら、ふとジェリドは気づいた。

(そういや結局あのガキの声、一度も聞かなかったな)








いやぁ、危なかった。
突然の事に頭が真っ白になって、ぼんやりしてたけど。ジェリドが思いの良い人で助かった。
カミーユみたいにパンチされたらどうしようかと思ったね。いや、男だったら普通に殴られてたのかもしれないけど。
にしても、相変わらず迷子なことには変わりがない。
大尉に見つけてもらえるように、毒電波でも送ってみようか。ニュータイプ的に。

「ここに居たのか、ナナ」

毒電波毒電波―と念を送っていると、後ろから肩を掴まれたビクっとなる。
振り向くと、ほっとしたように表情を緩めるクワトロ大尉。

「さあ、アーガマに戻ろう。街は楽しかったか?」
「うん、シャア」
「君もか…私はクワトロだよ。それ以上でも、以下でもない――」

なにやら苦笑いをしながら、名言っぽいことを言う大尉。
いやまぁ、時代が許さないっつーか……
自分すら騙せない、騙す気のない嘘で、他人に納得して貰うのは無理があるんじゃないかなぁ。
しかし、「クワトロ大尉」って言おうとすると「シャア」になる言語機能はどうにかならんのか。ならないんだろうなぁ…






その頃。

―――ん――く――ぱ―――――ど―――

「……誰だ。呼んでいる、のか?」
「どうしたの、カミーユ?」

一人の少年が、静かに可能性の芽を紡ぎ出していた。」








書きたくない病が収まったので、恥ずかしながら戻って来ました。
これからは週一更新……できたらいいなぁ(汗

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