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「花火」
(第0部)[1/1]

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夕暮れとともに、照り返すような夏の熱気も少しずつ夜のにおいを連れてくる。窓から入ってくる風が、髪の毛を揺らした。
本のページをめくりながら、かすかに気配を感じる。
「カカシせんせーっ!花火するってばよー!」
何で花火?そう思いながら窓の下にいる人物を見下ろす。「はやくー!」


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