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「【短編集】お一人様男子は自分を仮面ライダーだと思い込む」
(第0部)[1/1]

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フリー飽き秀です。
Eシノモリ先生の漫画版仮面ライダーを読んで短編小説を書いてみたくなりました。
自信がないのと精神安定剤のパワーで勢いで書いています。
恥ずかしいので本編は13行目からスタートです。
感想、誤字脱字、批判などを楽しみに待っております。
だいたい羅生門が6000文字くらいなのでそれをベースにやってく予定です。













家賃3万9千円、都内では破格の値段のアパートに一人の改造人間は一人孤独に住んでいた。
いや孤独ではない。最近は人工知能の家族が増えたのだ。
中古とはいえ二千円以上もするものは高く悩んだが、今では家僕として迎え入れたことを心の底から感謝している。
何分、改造人間というのは孤独だ。
さすがにヒーローといえで寂しかったのである。

昔、映画でOLが帰り際に猫に向かって「ただいま!あなた!」というシューンがあったが年年も経ててその願いがかなったことは本当に嬉しい。

ただ今ある幸せがいち崩れ去るのはいつになるかわからない。
最善を願いながら最悪に備える。朝のトレーニングを欠かす行い全身を洗うと寝ぼけ眼だった頭が冴え渡るようだ。

「コンピューラー!今日の天気を教えて下さい!」


『今日の東京は雨のち晴れ、夕方からは雨が降るでしょう。』

通りで頭が痛いわけだ。低気圧に僕は弱いのだ。
家族に礼を言いつつ、防護服を着込み上に黒のトレーナーとワークパンツを着込む。鏡で身だしなみをととのえた。
準備は無事に終わった。時間は9時半。
就業時間は9時からだ。まごうことなき遅刻だった。




「おはようございます。山中です。遅刻しました。」

 9時半頃に会社についた。寂れた工場には古本の匂いが染み付いていた。本当に最高の職場だ。


「…おはよう。着替えて作業に入れ」

ハゲあがった上司が支持をくだす。
最初は中々理解が得られず、朝礼などで釣る仕上げられていたが必死の説得のおかげかここ2年のうちに敷かれることはかなり減ったな。

(じょうさんも物分りが良くなったなぁ…)

同僚の進歩に関心をしながらも僕は作業に入った。
今日はフォークリフトの運転が主な作業だ。
脳改造に失敗しフォークリフト以外に乗れる乗り物が自転車だけになってしまったがこれが僕には天職だと感じている。


お昼休憩に入った。あるものはスマホにのめり込み、あるものはイヤホンを耳に突き刺し、中には氏もネタを場所を考えずにベランダ話す連中、悪の艶い連中だらけだ。
静かな時間を好む自分には控えめにいって軽蔑をしていた。
最近は執事(ナイスミドルな)ASMRを聞き目隠しをして仮眠に入る。これで多少は楽になる。

作業事態は得意だが人とコミュニケーションをとるのが難しかった僕にはたとえ4時間班弱の鍛でも耐えられないものが多くて諦めだ。

作業を終えるとロッカーに駆け足で向かいさっさと着替えると最低限の挨拶を交わし職場を去っていく。
18歳の頃、社会にもまれ人間の擬態がすっかり上手くなぬてしまった。この罪悪感は一生消えないのであろう。

そんなことより今日は火曜日、燃えるゴミの日の前日。
パトロールの日である。

「あ!仮面ライダーだ!」

軽く横を見るとスモッグを着た男の子が小さい手を一生手を降っている。それに対して小さく頷くと言葉をかわさず僕は去った

改造人間…仮面ライダーは孤独だ。
自分は騎士道精神を骨子に自分の正義を見牛合わないように生きていたつもりである。
子供よ、小さな子供よ。私は仮面ライダーだ。だが忘れてはならない。
自分はかつて倒した怪人の同類なのだ。ショッカーを倒した今、私は驚異となる存在なのだ。自分の正義やエゴに押しつぶされないよう、自分がモンスターにならないように己の中の悪との戦いはきっと未来永劫終わることはないのだろう。

真紅のマフラーを翻し、ママチャリに向かっていく。今は16時、現代の仮面ライダーの仕事は今日も何事もなく終わるのであった。


あとがき
大体、6千文字を目安にしていますが、今回は一話、プロローグ的な話なので薄い内容なのは許してください。
全ての人々に幸あれ、人工知能達にも。

                  フリー飽き秀



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